2023年秋より第3回目の募集を始め、2024年3月に複数の有識者からなる選考委員会(委員長:湯本貴和京都大学名誉教授)において、全国5箇所の地域が、「未来に残したい草原の里100選」として新たに選定されました。3回の選定を経て、「草原の里」の総数は53箇所となりました。
新たに選定された「草原の里」
1 .⼩⾕(おたり)
- ⻑野県⼩⾕村
2.⾼清⽔⾃然公園ひめさゆり群⽣地(たかしみずしぜんこうえんひめさゆりぐんせいち)
- 福島県南会津町
3.⼭中湖村明神⼭の草原(やまなかこむらみょうじんやまのそうげん)
- ⼭梨県⼭中湖村
4.坊ガツル湿原(ぼうがつるしつげん)
- ⼤分県⽵⽥市
5.新庄村⽥浪郷⼟⾃然保護地区(しんじょうそんたなみきょうどしぜんほごちく)
- 岡⼭県新庄村
プレスリリース
今後の予定
2024年10月4日(金)・5日(土)に開催される「第14回 全国草原サミット・シンポジウム inおたり」に合わせて、認定書授与式を予定しています。また、選定された草原の里にある草原を紹介する『未来に残したい日本の草原2024』を編集し、発行する予定です。
2023年度 選考委員会名簿
委員長
- 湯本 貴和(京都大学名誉教授、中部大学客員教授、京都芸術大学客員教授)
委員
- 安藤 邦廣(筑波大学名誉教授、一般社団法人日本茅葺き文化協会代表理事)
- 岩井 茂樹(全国草原の里市町村連絡協議会会長、東伊豆町長)
- 河野 博子(ジャーナリスト、一般財団法人自然環境研究センター理事)
- 高橋 佳孝(一般社団法人全国草原再生ネットワーク代表理事)
- 長沢 裕(タレント、公益財団法人日本環境教育フォーラム理事)
- 町田 怜子(東京農業大学教授)
- 養老 孟司(東京大学名誉教授)