「未来に残したい草原の里100選」第2回選定地域が決まりました

2022年秋より第2回目の募集を始め、2023年3月に複数の有識者からなる選考委員会(委員長:湯本貴和京都大学名誉教授)において、全国14箇所の地域が、「未来に残したい草原の里100選」として新たに選定されました。2回の選定を経て、「草原の里」の総数は48箇所となりました。

新たに選定された「草原の里」

草原の位置図

 

1 .玉原湿原(たんばらしつげん)
  • 所在地:群馬県沼田市
2 .ドンデン高原(どんでんこうげん)
  • 所在地:新潟県佐渡市
3 .田島ヶ原サクラソウ自生地(たじまがはらさくらそうじせいち)
  • 所在地:埼玉県さいたま市
4 .鋏山(はさみやま)
  • 所在地:福島県南会津町
5 .中瀬草原(なかぜそうげん)
  • 所在地:長崎県平戸市
6 .菅平高原・峰の原高原(すがだいらこうげん・みねのはらこうげん)
  • 所在地:長野県上田市、須坂市
7 .霧ヶ峰(きりがみね)
  • 所在地:長野県諏訪市、茅野市、下諏訪町
8 .八幡平市 安比高原ふるさと倶楽部(はちまんたいし あっぴこうげんふるさとくらぶ)
  • 所在地:岩手県八幡平市
9 .西原村(にしはらむら)
  • 所在地:熊本県西原村
10 .五島・鬼岳(ごとう・おにだけ)
  • 所在地:長崎県五島市
11 .箱根の仙石原(はこねのせんごくはら)
  • 所在地:神奈川県箱根町
12 .冬師湿原(とうししつげん)
  • 所在地:秋田県にかほ市
13 .城と翁とスキーの基山の草原(しろとおきなとすきーのきざんのそうげん)
  • 所在地:佐賀県基山町
14 .相倉(あいのくら)
    • 所在地:富山県南砺市

プレスリリース

今後の予定

2023年秋頃に、認定書授与式および選定記念フォーラムを予定しています。また、選定された草原の里にある草原を紹介する『未来に残したい日本の草原2023』を編集し、発行する予定です。

2022年度 選考委員会名簿

委員長
  • 湯本 貴和(京都大学名誉教授、中部大学客員教授、京都芸術大学客員教授)
委員
  • 安藤 邦廣(筑波大学名誉教授、一般社団法人日本茅葺き文化協会代表理事)
  • 岩井 茂樹(全国草原の里市町村連絡協議会会長、東伊豆町長)
  • 河野 博子(ジャーナリスト、一般財団法人自然環境研究センター理事)
  • 高橋 佳孝(一般社団法人全国草原再生ネットワーク代表理事)
  • 長沢  裕(タレント、公益財団法人日本環境教育フォーラム理事)
  • 町田 怜子(東京農業大学教授)
  • 養老 孟司(東京大学名誉教授)